細田守
『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』『竜とそばかすの姫』『果てしなきスカーレット』。仮想世界と現実をつなぐ物語、家族の絆を描く物語で、細田守は日本を代表するアニメーション映画監督の一人となった。富山県に生まれ、大学卒業の年にはスタジオジブリの採用試験で最終選考まで残るが不採用となり、宮崎駿から「自分の思うように作品を作るほうが向いている」と記した直筆の手紙を受け取る。その後、東映動画にアニメーターとして入社し、『デジモンアドベンチャー』で映画監督となる。しかし、スタジオジブリの『ハウルの動く城』の監督を途中で降り、東映も離れる遠回りを経験した。2006年の『時をかける少女』が口コミで広がって再出発を果たし、『サマーウォーズ』以降、家族と二つの世界を描く作品を重ねていく。2011年には自らのスタジオ地図を設立し、『未来のミライ』は米アカデミー賞にノミネートされた。2021年7月16日公開の『竜とそばかすの姫』はカンヌ国際映画祭で上映され、自身最大のヒットとなる。なぜ、遠回りの多い歩みの先に、世界の舞台が待っていたのか。その器は、何を約束されて生まれていたのか。持って生まれた器を、宿命と時間の局面に重ねて解析する。
解析の射程。
- 対象人物
- 細田守(アニメーション映画監督・原作・脚本・『サマーウォーズ』『竜とそばかすの姫』『果てしなきスカーレット』)
- 分析対象期間
- 1967–2026
- 検証対象
- 1991年の東映動画入社、1999年の映画監督デビュー、2002年の『ハウルの動く城』降板、2005年の独立、2006年の『時をかける少女』、2009年の『サマーウォーズ』、2011年のスタジオ地図設立、2021年の『竜とそばかすの姫』、2025年の『果てしなきスカーレット』までの軌跡と、公開された史実
- 使用分析
- 宿命三柱陰占陽占大運年運月運日運天中殺守護神格法五常現型数理八門法数理気図法始星・帰星局法六親法二連変化法十二大従星ツォルキン/易経数秘公開史実照合
- 形式
- PDF・14ページ(収録項目サマリを除く)
公開要約。
時空間の骨格と、史実との重なり。判定と結論は、本編の中で示す。
- 三柱
- 日 丙戌/月 己酉/年 丁未
- 天中殺
- 午未
- 宿命格
- 生年中殺
天中殺守護神・忌神・主星などの大運/年運(天)年天中殺/大運天中殺(天天)大運天中殺中の年天中殺
宇宙盤 宿命面積
宿命の三点を六十干支の円に置き、その面積で行動領域の広さを示す。
史実との重なり
- 宿命は、守る力が乏しく、苦労に苦労を積んで、ようやく運勢が花開く器を持つ。
- 親と縁が薄く、親を頼らずに自らの道を拓く宿命である。
- 中心には、家族と身近な世界を大切にする星が座る。家族を主題に据え続ける作品の作り方は、ここに重なる。
- 十代半ばからの二十年は運勢の空白期間にあたり、修業の時期と重なった。この時期に入ろうとしたジブリの門は二度とも閉じ、入った東映にも根は張らなかった。空白が明けた直後の挫折を経て、自分の作品で再出発した。
- 四十代の十年は、生まれ持った価値観の一部がそぎ落とされる時期であり、仕事と名誉の力が内側からも外側からも立ち上がった。『竜とそばかすの姫』は、その十年の最後に公開された。
本編が答える問い
- なぜ、遠回りの多い歩みの先に、世界の舞台が待っていたのか。
- 2021年7月16日、『竜とそばかすの姫』公開の日には何が重なっていたのか。
- 家族を描き続ける作家の宿命は、どこから生まれたのか。
- 東映への入社と『ハウルの動く城』の降板は、時間の局面のどこにあったのか。
同じ時代に、アニメーション映画で国民的な物語を描いた新海誠の解析へ。QS-RC-119 新海誠 →
公開史実年表。
公開された記録にもとづく主要な史実。解析との照合は、本編の中で行う。
- 1989己巳 (天)スタジオジブリ不採用、宮崎駿から直筆の手紙
- 1991辛未 (天天)東映動画にアニメーターとして入社
- 1999己卯『劇場版デジモンアドベンチャー』で映画監督に
- 2002壬午 (天)『ハウルの動く城』の監督を降板
- 2005乙酉東映アニメーションを退社
- 2006丙戌『時をかける少女』公開
- 2009己丑『サマーウォーズ』公開
- 2011辛卯スタジオ地図を設立
- 2012壬辰『おおかみこどもの雨と雪』公開
- 2015乙未 (天)『バケモノの子』公開
- 2018戊戌『未来のミライ』公開、米アカデミー賞ノミネート
- 2021辛丑7月16日『竜とそばかすの姫』公開
- 2025乙巳『果てしなきスカーレット』公開
年干支は立春で切り替え (天)=年天中殺/大運天中殺 (天天)=大運天中殺中の年天中殺
収録項目。
各ページの記載項目を示す。判定と結論は、本編の中で示す。
- 01宿命特性・命式生年中殺・忌神透干・土性過多の下格命式
- 02陰占 ・ 陽占陰占・人体図・数理八門法・局法
- 03宿命の軸と型騰蛇型・陽型・順型、帰星・影星・始星
- 04大運一覧逆行の大運と、修業期の大運天中殺
- 05数理八門法 総合テーブル五徳ごとの推移と、前の大運からの変化
- 06下格命式苦労を積んで花開く宿命
- 07生年中殺親と縁が薄く、五つの中殺を抱える
- 08主星・帰星 司禄星家族の物語と、石門星二つ
- 09大運天中殺の修業期丁未・丙午の旬と、東映入社
- 10大運月干干合の十年甲辰の旬と、官の立ち上がり
- 112021年7月16日の四層大運 甲辰・年運 辛丑・月運 乙未・日運 乙丑
- 12時間軸チャート大運・年運・天中殺の窓と史実の重なり
- 13史実年表誕生から現在までの史実と年干支・大運
- 14帰結構造の要約
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